セサミンに副作用はあるのか?

健康に良いといわれるセサミンですが、摂取する上で副作用はないのか気になりますよね。セサミンについて、副作用は特に無いようです。セサミンは1日に8~10mg摂取した方がいいといわれていますが、過剰摂取による健康被害は今のところ報告されていないとのことでした。またセサミンサプリメントについても、同様に副作用はないとされています。

セサミンを摂取する際の注意点

セサミンに副作用はありませんが、セサミンをごまから摂取しようとする場合には注意が必要です。ごまはセサミンを多く含んでいることで知られていますが、ごまだけでセサミンを摂取するには1日に3000粒程度食べなければならない計算になります。ごまは油分が多く、コレステロールやカロリーが高い食材です。セサミン自体は肝機能を向上させる効果があるのでコレステロール値を下げてくれますが、ごまを多量に摂取するとコレステロール値が高くなってしまう可能性もあるので、気をつけましょう。

またごまは皮が固く、胃腸に負担がかかります。セサミンを摂取するためにごまを食べすぎると下痢になる可能性もあります。胃腸が弱い人は、すりごまやごま油を上手に使い、食べすぎないようにした方がいいでしょう。

セサミンサプリメントを摂取する際の注意点

セサミンサプリメントであれば、カロリーやコレステロールを気にする必要はありません。ただし、多くのセサミンサプリメントにはゼラチンが含まれており、ゼラチンアレルギーが現れる場合もあります。セサミンを摂取するためにサプリメントを服用する場合には、セサミン以外の成分にも注意を払うようにしましょう。

また、高コレステロールなどにより抗血栓薬を処方されている人は、セサミンサプリを併用しないほうがいい場合もあります。セサミンサプリには血液をサラサラにするDHAやEPA、血液が固まりやすくなるコエンザイムQ10、抗血栓薬と併用することで出血しやすくなるビタミンEなどを配合しているものがあり、このどれも抗血栓薬との相性がよくありません。サプリメントを服用する際には、必ず医師に相談してからにしましょう。