セサミンって何?

「健康に良い」という漠然としたイメージのあるセサミンですが、実際にはどのようなものなのかご存知でしょうか。セサミンとは、リグナンという植物に含まれる抗酸化物質の一つです。セサミン自体に抗酸化作用はありませんが、セサミンは肝臓で抗酸化成分に変わり、コレステロールを下げるなど健康に良い作用を多くもたらしてくれます。

実はセサミンそのものには抗酸化作用がないことがわかっています。

引用:カラダにキクサプリ

セサミンを含む食材には次のようなものがあります。
・ごま
・米
・麦

セサミンは表皮部分に多く含まれており、米や麦は精製過程で失われてしまうことも多いといわれています。そのためセサミンを摂取できる食品としては、ごまが最も適しているとされています。ごまには、ごまにしか存在していない「ゴマリグナン」があり、体を守る様々な働きが注目されています。

セサミンの効果的な摂取方法

セサミンを多く含むごまですが、それでもごまの種子中に含まれるセサミンは0.3~0.5%です。

セサミンとセサモリンはゴマ種子中にそれぞれ0.3〜0.5%含有されている。

引用:文部科学省

セサミンの摂取量 について、明確な摂取基準はなく、過剰摂取による副作用も報告はありません。主なサプリメントでは 1日に10mg程度を摂取の目安としているものが多く、ごまなら3,000粒程度となります。すりつぶすと消化吸収が良くなるため、セサミンを効果的に摂取するのならすりごまかごま油が良いでしょう。特にごま油はゴマそのものよりもセサミンの含有量が高く、料理に積極的に取り入れたいところです。

ただしごまは脂質が多く、摂取しすぎると高カロリーとなってしまいます。また、セサミンは1日で体外に排出されてしまうため、毎日摂取するのが大切です。脂質やカロリーを気にせず、毎日簡単にセサミンを摂取したい場合には、セサミンを多く含んだサプリメントを活用するのも一つの方法でしょう。